How to manage

もみじの管理方法

鉢植えの場合

植え込む苗木と調和のとれた素焼鉢か駄鉢を用意。
鉢の大きさは、木の高さの2/3程度の大きさの鉢が適当とされる。

植え付け

植え替え適期は、落葉時期が良い。葉の無い時期なら土を落とし、根を多少切ってもかまわないが、
葉が展開している場合は、なるべく根は切らず土を少し落とす程度が良い。

用土

鹿沼土1:赤玉土1:ボラ土(小粒)1の混合土を使用する。山野草の土でも可 ※元肥は必要としない。

植え付け後の管理

強い風の当たらない日当たりの良い場所で管理する。夏場は、午後の西日が避けられる場所に置く。

潅水

新芽の時期は多量の水分を必要とする。そのため葉が展開するまで、与えすぎたかなと思うくらいたっぷり与え、展開後は少しずつ控え、鉢の表面が乾いてから与える。

庭植え

植え込み場所

モミジの植え場所は、一年を通じて半日程度日が当たる場所が理想である。夏の西日は、葉焼けの原因になるため、午前中は日が当たり午後から西日が当たらない場所が良い。
また、水はけの良い土を好むため、粘土質や硬いほった床土の場合、土壌改良材として腐葉土もしくはピートモスを混ぜ込むと良い。

植え付け時期

一般的には落葉直後が最適であるが、移植株なら夏場を避ければ葉が展開している時期でも良い。

植え付け方法

まず、根巻きよりやや大きめの穴を掘り、腐葉土等を混ぜ込む。次に根鉢を据え周囲に土を埋め戻して、途中水をたっぷり与え、水が引いてからさらに庭土を入れ、周囲を踏み締め、再度水を与えて完了。
※少し高植えするのがポイントです。

潅水

植え付け後1~2週間毎日与え、活着後は自然の雨水にまかせるだけで十分である。
しかし、夏場に雨が何日も降らない時は与える。

施肥

肥料としては油かすが良い。鉢植えの場合、油かすの固形なども良い。時期としては、芽吹きから夏場にかけて3回程度与える。2回目からは、少しおさえぎみに施す。年間を通じてこの時期だけで良く、秋から冬は与えない。
※斑入り品種は、与えすぎると斑が入りにくくなることもあるので注意する。

病害虫

春の芽吹き時にアブラムシ、梅雨時にウドンコ病、その他カミキリムシの成虫、幼虫による食害などがある。殺菌剤、殺虫剤を散布して防除するが、モミジはほかの植物に比べ葉が薄いため、規定の希釈倍数よりも2~3割方薄めのものを2回に分けて散布する。
カミキリムシの幼虫は、幹や枝の中に入り込んで食害する。フンを見つけたら、食入孔にエアゾール式殺虫剤を差し込んで注入し退治する。最近では、カミキリムシ専用の殺虫剤でトラサイド乳剤(予防)が有効である。

剪定

時期としては、落葉期の剪定は3月頃までで、夏の剪定は、新梢が木質化する6月下旬~8月くらいが良い。また、モミジの場合「すかし剪定」といって、込み合った枝やじゃまな枝をすかす程度で樹形を整える。
※斑入り品種などは、葉が開く前の冬季剪定は、どの枝に美しい斑が現れるかわからないため必ず十分に葉が開いてから行う。

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